カンジダ症の市販薬

薬局で買える市販薬

性器カンジダ症が再発した場合は薬局でOTC医薬品を購入することができます。OTC医薬品とは、医師の処方箋が必要な「医療用医薬品」ではなく、薬局やドラックストアなどの店舗で購入することができる「一般用医薬品」「要指導医薬品」のことです。
かつて性器カンジダ症と診断されたことがあり、その時と同じような症状が出た方、性器カンジダ症の症状が頻繁にあらわれる方などのような場合、OTC医薬品を選択して自己治療が可能です。但し、性器カンジダ症の市販薬の多くは、今まで医師からカンジダの診断・治療を受けたことがある方に限られ、購入にあたってはお店の薬剤師に申し出、説明確認を受けなければ購入できないようです。

OTC医薬品とは

医師の処方箋がないと購入することができない医薬品を「医療用医薬品」とよばれています。これに対し、「一般用医薬品」と「要指導医薬品」があります。このふたつをあわせてOTC医薬品と呼んでいます。OTC医薬品には使用方法の難しさや相互作用・副作用などの項目があり、この項目の評価内容によって分類されています。
性器カンジダ症のOTC医薬品には腟錠(腟坐剤)・クリーム剤があり、かゆみや帯下などの症状は使用開始から2~3日ほどで改善されることが多いようですが、用量・用法を守り自己判断で終了をせず薬剤師・登録販売者の指示を守って使用するようにしましょう。
しかし、その症状が本当にカンジダ菌の異常増殖によるものなのかは分からないことが多いものです。都度医薬品に頼るあまり、耐性菌の出現・ただれなど長期化・悪化する懸念もありますので、病院での適切な治療、そして最も重要なことは、繰り返さないための良好な環境・生活習慣の維持に努めることが大切です。

初めての場合は専門医の診断を

初めて症状が出た場合、色々な不安や心配でいっぱいだと思います。また一方では、「自然に治るかもしれないからもう少し様子を見てから・・」と躊躇している日を過ごす方も少なくないようです。
女性でも自分には関係ないと思っている方や、全く知らない方もなかにはいて、「まさか自分が?!」と認めたくない自分がいて受診・治療に踏み出せないまま長期化する場合もあります。カンジダ菌自体は老若男女誰しも身体に棲みついている常在菌であり、誰しもカンジダ症を発症する可能性はあります。また、頭のてっぺんから足先に至るまであらゆる身体の部位でカンジダ症発症部位はあります。
発症した部位がたまたま婦人科や泌尿器科であるだけで、大切な身体の一部での発症であり、悪化すると全身への健康に影響することを考えれば早い段階に受診・検査・適切な治療をお勧めします。

 

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