子宮筋腫が出来る原因

ホルモンバランス

子宮筋腫をお持ちの方は、“コラーゲン”・“イソフラボン系”・“プエラリア”などはNG。
子宮筋腫の要因のひとつに女性ホルモン過多が関与しており、それらを摂り続けるのは、筋腫に栄養を与え続けるようなもの。

女性がホルモンバランスを崩すと最初に影響が表われるのが子宮です。ホルモンバランスを崩し エストロゲン優勢になると筋腫が成長します。筋腫を切除してもエストロゲン優勢という根本的な原因がなくなったわけではないので、このエストロゲン優勢を改善しないと、また新たな筋腫ができますし、ホルモンバランスの崩れから不妊、更年期障害、骨粗鬆症、乳ガン、子宮ガン等のリスクが高くなるようです。
女性はエストロゲンが多いほうがいいと思っている方も少なくないと思います。でも女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンのバランスがとても大切で、どちらが過多でも不調をきたします。

どうしてエストロゲンが優勢になってしまうの?

エストロゲンが優勢になる原因は、ストレス、栄養素の過不足、環境ホルモン、ピルやホルモン療法など色々。食事面では、トランス脂肪酸の摂取過多も影響します。 子宮筋腫には中でもストレスが大きく影響しています。エストロゲンが優勢な状態に大きいストレスが加わると、子宮筋腫は1~2ヶ月で大きくなってしまうそうなんです。

女性ホルモンを整えるポイント

女性ホルモンを整えるために、自分なりにストレスケアをして、無理なダイエットは控えましょう。バランスよく食べる、睡眠時間を確保する、好きなことでストレス発散するなど自分にできることから始めてみることで、バランスを整えることができます。

【2つのホルモンの働き】
◆エストロゲン◆脳下垂体からの卵胞刺激ホルモンに刺激されて、卵巣から分泌されるホルモン
・卵胞を育てて子宮内膜を厚くし、妊娠の準備に備える
・コラーゲン産生を促し、美肌を作る
・女性らしい体を作る
・自律神経の働きを安定させる
・血管、骨、関節、脳などを健康に保つ
※注意※ 分泌が増えすぎると乳がんや子宮体がんのリスクが高まります。

◆プロゲステロン◆脳下垂体からの黄体形成ホルモンにより、分泌されるホルモン
・エストロゲンの作用により厚くなった子宮内膜を柔らかくふかふかにして妊娠の成立を促す
・妊娠が成立したときは、妊娠を維持するために水分や栄養素を溜めこむようにする
・体温を上げる作用がある
※注意※ 生理前に皮脂の分泌を促したり、むくみの原因にもなり、PMSを起こすこともあります。

 

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