生理中の眠気

とてつもなく眠い・・

生理前や生理中に、ひどい眠気におそわれることはありませんか?仕事や勉強が手につかず困ったり、なかなか他の人には理解してもらえず悩んだりしている女性はたくさんいます。

なぜ生理前・生理中に眠くなるの?

生理前や生理中に眠くなってしまう原因は女性ホルモンであるプロゲステロンにあります。女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類がありますが、排卵が終わってから月経が始まるまでの2週間ほどはこのプロゲステロンというホルモンの分泌量が増えます。
プロゲステロンは女性の身体が妊娠しやすいような体になるよう、さまざまな影響をもたらします。その1つとして基礎体温の上昇があります。排卵前は体温も1日の中で変動をしていくのですが、プロゲステロンの分泌が盛んな黄体期と呼ばれるこの時期では基礎体温は上昇するものの1日の中で変化があまり見られません。そのため、夜間の眠りが浅くなって日中眠くなる、あるいは1日中ぼーっと眠い状態が起こるのです。

生理中の眠気対処方法

  1. 睡眠環境をととのえる
    日中眠くなる原因には、夜の睡眠の質が悪いことも関係しています。ぐっすり眠れるように、睡眠環境を整えましょう。リラックスする香り(ラベンダーなど)きつすぎない程度に部屋に香らせたり、気持ちが和らぎ癒やされる音楽を流し緊張をほぐしましょう。 部屋の電気を間接照明にするのもおすすめ。
  2. 寝る前にブルーライトを浴びない
    就寝前は、スマートフォンやパソコンの使用をなるべく控えましょう。これらの端末から発せられるブルーライトを浴びることで、メラトニンの分泌が抑制され睡眠を妨げます。
  3. 入浴する
    夜の睡眠の質を上げるという意味で、寝る前に「湯船につかる」ことも大事。スムーズな眠りに導入するには、体温をゆるやかに下げる必要があります。その意味で、入浴後の湯冷めには、自然な眠りを誘う睡眠作用があるのです。
  4. 身体からのサインとして逆らわず寝る
    よほどの事情でなければ、無理をせず身体を休ませてあげましょう。眠たさを我慢しながら中途半端に仕事や家事が非効率になったり、ミスをしたりでは精神的にも良くありませんね。 昼間なら20分でかなりスッキリできます。

 

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