月経前不快気分障害(PMDD)とメラトニン

不眠症になりやすいPMDD

カナダのマギル大学のDiane B. Boivin博士らが発表した研究によると、月経前気分不快障害(PMDD)の女性は、メラトニンの分泌が変調をきたしていることで、不眠症になりやすいことが明らかになりました。
月経前気分不快障害(PMDD)は月経前症候群よりも精神や身体の症状がより重いものを指し、不眠や強い抑うつ感や絶望感などの精神症状、体の痛みなど身体症状が挙げられます。
勉強不足で、正直今回 初めて知った言葉ですが、PMSの症状や度合いにも個人差があるうえで‘より重い’の境目の基準はどこ~?!?・・・と思ってみたりしますが。

メラトニンの分泌

メラトニンはホルモンの1つで、その血中濃度は昼間低く夜には濃度が高いという。1日のサイクルで変化し、サーカディアン・リズム(概日リズム)が維持されています。
メラトニンの分泌をよくするのに、「朝起きたらカーテンを開け朝陽を浴びる」ということがよく言われますが、朝陽を脳に感知させることで体内時計をリセットし、メラトニン分泌にも良いのです。

データを分析した結果、月経前気分不快障害の女性は 健康な女性に比べて夜間のメラトニンの血中濃度が低く、また症状が重い黄体期に卵胞期よりもメラトニンの濃度が低下していることが明らかになりました。
さらに、メラトニンの分泌は加齢によっても減ってきます。確かにね、月経前に 全然寝つきが悪くてヤになる日が2日程あります。若かりし頃は関係なく寝れたんですけどね・・・だから、寝る前には 『ファインプラス』 を毎日2包食べるようにしています。寝つきとってもよくなり 、グッスリ休めた感が。そして朝起きたら カーテンを開けて朝陽を受け、体内時計をリセットすべし。

メラトニンが太陽の光を浴びてから14~16時間後に分泌。それによって、全身に夜が来たことが伝わり、体はリラックスして眠りやすい状態になります。

このようにして、体の中にある時計は、朝に太陽の光を浴びることで夜に良好な睡眠を得ることができるようにカラダをコントロールしているのです。

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