細菌性膣炎と早産

先の記事で、【細菌性膣炎】について触れましたが、これからママになる方にも要チェックな記事があります。

早産・流産の原因となるおそれ

細菌性膣症が早産・流産・低体重児の誕生、分娩後の感染症の原因になることが産婦人科学会で報告されています。妊娠期間中にカンジダ症になりやすい傾向ありますが、細菌性膣炎はカンジダ菌のように特定の菌ではなく、そのほかの多種ある一般の常在菌が悪玉化するため、細菌性膣症の方がさらに発症頻度は高いようです。

そのなかでも細菌性膣症の代表格のうちのひとつ、ガードネレラ バジナリス菌が異常増殖し、治療せずにさらに悪化すると、骨盤内感染をおこしたり、赤ちゃんを守り育てている膜の炎症(絨毛羊膜炎)、胎盤の炎症(絨毛炎)、羊水内感染(羊膜炎)、へその尾や胎児へ感染(索条炎)を起こしてしまうようです。そして、お腹の張りや痛み、発熱、破水を引き起こし早産や流産といった胎児の生命にもかかわる恐れがあり、特に、妊娠16週以内に細菌性膣症・膣炎がある場合、早産の可能性が約5倍に増加するということですから、放置せず適切な治療が必要となります。

乳酸菌が膣内の環境をキープ

しかし残念ながら、カンジダ症同様、薬を使っても症状が治まるのは一時的で予防にはなりません。細菌性膣炎もカンジダ症も再発しやすく、何度もくりかえして慢性化したような状態になることもあります。抗生物質に頼りすぎると免疫も落ち、腸内環境も乱しやすくなると、乳酸桿菌が再生できない状況にもなります。ですので、膣内の乳酸桿菌が増えやすい環境づくりに努めることが再発の頻度や不快の度合いを 抑えることにつながります。
そのためには、治療中・治療後にも継続して良い菌を補い、食生活を中心に生活習慣の改善を図ることが大切です。

赤ちゃんにもママにもオススメの亜麻仁油

妊娠最後の時期と生後1ヶ月の間に子供の中枢システムは加速度的に発育するため、大量の必須脂肪酸を必要とします。その為この時期の赤ちゃんに母体を通じて亜麻仁油を与えることで脳の発達に効果があるといわれているそうです。

オメガ3 が不足している現代人

体内で合成できない必須脂肪酸のうち、オメガ6脂肪酸は現代人の食生活において摂取量が拡大傾向にあるのに対し、オメガ3脂肪酸は減少傾向にあります。
オメガ6脂肪酸の過剰摂取と オメガ3脂肪酸の不足は、気分障害に関与していることから、何かと不安や心配がつきもので神経を使う妊娠・出産は、オメガ3を豊富に含む 亜麻仁油を適度に摂り入れることで母子の健やかな環境をサポートします。無論、その時期以外でも神経消耗傾向にある現代人ですので亜麻仁油はおすすめです。(亜麻仁油の良さについてはコラム・ブログ内にたびたび登場しており、今回は割愛)

現代人に不足している オメガ3系油である 『亜麻仁油』、そして8種類の乳酸菌サプリ『ジョイエ』 を適度に摂り入れて、健やかな毎日を目指しましょう。

 

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