女性ホルモン低下が原因?頑固な肩・首こり。突然起こる腰、背中痛! これらの痛みは、ただの老化?

更年期に、頑固な肩こりに悩まされる人は少なくないようで、これまで肩こり知らずの人に初めて肩こりが出てくることもあれば、腰痛や背中の痛みに悩むという人もいるようです。

女性ホルモンの減少が原因?

更年期世代の女性に起こる肩こりや首こりの原因は、女性ホルモンの急激な減少によって自律神経が乱れ、血液循環が悪くなるからと考えられています。「肩こりはほとんどなかった…」という人も、更年期に入って血行が悪くなり、「今まで経験したことのない、つらい肩こりに悩んでいる」という話もよく聞きます。エストロゲンの減少により血行が滞ることで、さらにつらさが増してしまうようです。

肩こり対策、自分でできること!

血行が悪くなっていることで起こる肩こり、首こりなら、温めることで症状が緩和されることも。蒸しタオルなどで肩を温めるのも定番ですが、湯船で全身を温めることもおススメです。血液循環を良くしてからの運動は即効性があると言われていますし、ウオーキングなどは、先進の血行を促進して、手軽にできる方法です。
また、バランスのいい食事を心がけ、ビタミンC(血管を丈夫に保つ)やビタミンE(血液の流れを良くする)などを積極的にとる事も大切です。

肩ぐるぐるエクササイズ
1.両手を肩にのせて、ひじで大きな円を描くように前に10回まわす。ひじとひじがぶつかるくらい大きくまわすと効果的。
2.後ろ側にも10回まわす。肩周りの老廃物を根こそぎ流すイメージで。
3.両腕を上げ、クロスして手のひらを合わせ、10秒キープ。後頭部でこの腕をぐっと後ろに押すようにする。そのあとゆっくり腕をほどく。
(POINT:背中に手をまわし、肩甲骨下に指がスッと入れば、筋肉はやわらかく血行も良好。指が入らなければ、老廃物がたまって硬くなっている証拠です。)

自分でできる対策をしても症状が良くならなかったり、つらい肩こりや首こりだけでなく、ほかにも「これは更年期の症状?」と思うものがあったら、婦人科に相談して、更年期障害の治療をすることも大切かと思います。

女性特有のお悩みをサポートするサプリはこちら