真菌が膵臓がんの原因に?

腸内に生息する真菌が膵臓に移動し、正常な細胞のがん化を促すとする研究結果を、米ニューヨーク大学が発表。真菌をマウスの腸に注入し、真菌が腸から膵臓へ移動する様子を観察した結果等、膵臓がん患者の膵臓の組織においても同様であったようです。
真菌は常在菌なので誰にでもいるカビの一種。女性の場合膣カンジダになりやすく、これも真菌が原因。抗生物質を飲むと腸内細菌叢が乱れカンジダや悪玉菌が増え膣カンジダが発症しがち。

抗生物質は最低限に

胃カメラを撮ると、時々食道にカンジダがびっしり生えている人がいるようです。胃酸を抑える薬の服用や抗がん剤治療などによる免疫低下が原因と考えられているようです。もし、膵臓がんが真菌の増殖が原因ならば、安易に抗生剤を飲むのはあまりよくないようです。
風邪をひいて受診すると抗生剤を処方されることが多いようですが、抗生剤の内服は、真菌増殖つまり膵臓がんのリスクになるのではないかと危惧しているようです。

・抗生物質は必要最低限にとどめる
・腸内細菌叢をよくするプロバイオティクスを摂取する
・善玉菌のエサになる食物繊維を食べる
などは、治療が難しいとされている膵臓がんの予防につながるかもしれないようです。

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