活性酸素とカンジダ

活性酸素

活性酸素は、呼吸によって取り込んだ酸素の一部が通常よりも活性化した状態のこと。人を含む哺乳類の場合、取り込んだ酸素の数%が活性酸素になるといわれているようです。
活性酸素は細胞内での情報伝達、免疫・代謝の調節など体内で様々な成分と反応、でも過剰になると細胞障害をもたらします。

◆活性酸素の産生が過剰になると◆
抗酸化防御機構のバランスが崩れた状態『酸化ストレス』となります。
酸化ストレスは、紫外線、放射線、大気汚染、たばこ、薬剤、ダイオキシン、過度な運動、ストレス、酸化された物の摂取等々、によりおこるのだそうです。

カンジダ菌は活性酸素を産生

日本では、肝臓がんの原因は主に肝炎ウイルスの感染だそうですが、欧米ではアルコールの過剰摂取によるアルコール性脂肪性肝炎(ASH)が多い。今後、世界的に内臓脂肪の蓄積によるメタボリックシンドロームが増加し、それによって起きる非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)が大きなウエートを占めるとか。
ASHとNASHを発症した人の肝臓では、腸と繋がる十二指腸のバリアが脆弱になり、腸内に棲むカビ カンジダ菌が到達し、肝細胞死をおこし肝障害の悪化を招くのだそうです。

重要な免疫機能を担う一方で身体の老化を促進、生活習慣病などの重い病気を引き起こす可能性もあるため、日頃から意識的に活性酸素が過剰に発生させないための対策が必要なようです。
バランスのとれた食事(マーガリン等のトランス脂肪酸、加工品、ファストフード等々を避ける)、過度な運動習慣は避ける、十分な睡眠をとるなど、ごく一般的なことから注意した生活を送れるよう意識したいですね。

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