乳がん予防のためには、アルコールはほどほどに
乳がんとアルコールのカンケイ
女性ホルモンのひとつエストロゲンは、女性の健康や美容を維持するうえで必要ですが、過剰に働くと乳がんや子宮筋腫の促進因子にもなることは以前もお話しました。
‘エストロゲンが増える’ワケではないのですが、アルコールの摂取によって活性エストロゲンの血中濃度が高くなるという研究結果があります。
アルコールは活性エストロゲンの血中濃度を高めるので、特に閉経前の女性では影響が大きいといわれています。
30歳前から飲みだした女性では影響が最も大きく、アメリカの統計では習慣として毎日酒類を1杯飲めば危険性は11％高まり、4杯飲めば44％高まると言われています。
特に肝機能障害のある女性では、エストロゲンの胆汁への排泄が低下していて、エストロゲンの血中レベルが高く維持されるので、危険性が大きいと言われています。
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