貧血が進むとタイヘンです!

妊娠しずらくなる

鉄分が不足すると妊娠を維持させる黄体ホルモンの分泌が低下する(卵巣に影響)ため、ホルモンバランスが崩れやすくなります。(黄体ホルモンには子宮を妊娠しやすい状態に持っていく働きがある)

皮膚にカビが生えてしまう

体には常にカビ等が付着していますが、白血球がカビの増殖を抑制してくれています。しかし 鉄分不足になると、白血球が作られず病原体への攻撃力が低下する(=免疫力の低下)ため、カビの増殖につながることに。カビの治療の他に鉄分も補わないとすぐに再発する可能性が。

蟻走感を感じるようになる

“蟻走感”とは、アリなどの虫が肌の上をはっているかのような、むずむずした感じのする知覚異常のことをいいます。鉄分が不足すると神経の信号が正常に伝えられなくなり、蟻走感や針で刺されるような感じを訴える場合があるそうです。また、集中力も欠けるようになるので、なかなか勉強に集中できないお子様がいるとすれば、鉄分不足なのかもしれません。

食道が萎縮してしまう

食道の粘膜の細胞は、食べ物の刺激で剥がれ落ちており、常に増殖するために鉄分が必要となりますが、貧血が重度になってくると 食道が萎縮してしまうそうです。
「食べ物が飲み込みづらくはないですか?」(甲状腺の異常で唾液が極端に少ない場合でも 嚥下しずらくなります)

土を食べる、鉄鍋にかじりつく

これは脳に影響が出てしまうんですね、味覚異常だけでなく、最悪 異食症にまで発展。脳に影響しているとはいえ、土や鍋というあたり、本能としてミネラル分を摂りたがっている表れなのでしょうか??まだ軽度のうちだと、氷や種ものなど 歯切れがよく音の出る食べ物を好む傾向が出てくるようです。

せっかくの飴ちゃんをボリボリして食べちゃう人いますよねぇ・・・

上記項目からも 解かるように 貧血を放っておくのはキケンです。女性の2人にひとりは ‘貧血’もしくは‘貧血予備軍’ といいますから、「疲れやすい・めまいがする・・・」といった初期症状を感じたらまずは血液検査を受けましょう。