カンジダ菌の種類

なんと!カンジダは160種類も

カンジダ菌の種類は160種類あると言われています。うち、身体に悪影響を及ぼすものは7種類ほどといわれます。膣カンジダ症となる原因菌(種類)の多くは、カンジダアルビカンスという菌ですが、稀にカンジダグラブラータという菌が原因の場合、カンジダアルビカンスに比べると薬が効きにくく、治りにくいため再発もしやすい傾向があるようです。近年はカンジダアルビカンス以外の種類が増加傾向にあり、繰返しやすい要因のひとつとなっているかもしれません。
カンジダアルビカンスが過半数超えするものの、カンジダグラブラータの割合が増加傾向、種類多様化と長期投薬などにより耐性出現するケース、薬剤選択のミスマッチ等で十分な治癒効果を得られないことも。新種のカンジダ菌が出現している可能性も考えると、160種より増えているかもしれませんね。

一般的にカンジダ症で “死” を思い浮かべることは殆どないかと思いますが、カンジダ菌が血液(血流)にのっかることで全身に症状が及ぶ侵襲性カンジダ感染症にまでなってしまうと適切な治療・投薬選択が難しく、死に至らしめてしまうケースも稀ではないようです。
【カンジダ菌の種類 】(注:見ての通りごく一部です)
C. albicans
C. glabrata
C. parapsilosis
C. tropicalis
C. krusei
C. species
C. lusitaniae
C. famata
C. dubliniensis
C. nivariensi
C. bracarensis
C. guilliermondii
C. metapsilosis
C. orthopsilosis
C. pelliculosa
(C. はCandida の略)

Albicans candida〔カンジダアルビカンス〕

球状の様態をし、分芽する酵母様真菌。口腔、消化管を中心に身体の至るところに常在しています。早めかつ適切な期間で対策・対応(治療)をすることで平常一定数に治まるのも早いのですが、放置期間が長い・治療が不完全であると治療長期化や再発の懸念があります。

Candida glabrata〔カンジダグラブラータ〕

カンジダアルビカンスに次ぐ多い種といわれており、表層に限局する表在性カンジダ症であることの多いカンジダアルビカンスに対し、カンジダグラブラータは真皮から皮下組織など深いところまで菌が寄生する深在性のため難治であることが多いとされています。 義歯・入れ歯の方の罹患率は高いといわれているので、普段から清潔なお手入れをし、異変を感じだ際にはまずは罹りつけの歯科医などに相談し、必要に応じて検査・治療を受けましょう。

 

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