チェストツリーベリーの善し悪し

チェストベリー とは?

チェストベリーは、中央アジアおよび地中海地方原産の灌木状の低木に成る実です。乾燥されたものはハーブティーとして飲まれるほか、最近では女性のためのハーブとして、サプリメントの原料としても使われています。

2014年には、ゼリア新薬からチェストベリーを主成分とした製品がPMS(月経前症候群)の治療薬として発売されましたが、それ以前からサプリメントとして色んなメーカーより発売されていますので特段新しいものでもないのですが、製薬会社がチェストツリーを医薬品として発売したことで、一般のサプリメントメーカーも堂々とPMSに効くと言い切るサイトも見かけるようになりました。

リリーブには配合されてないですよね・・

生理痛・排卵痛・PMS対策サプリメント『 リリーブ 』には、チェストベリーを配合しておりません。当初、リリーブ開発にあたり、配合素材の候補に上がってはいましたが、外す選択をとりました。その理由として、リリーブは、痛みの緩和に主眼を置いた商品であることと、もうひとつは、チェストベリーは女性ホルモンに与える影響が大きく、人によっては副作用症状が現れることでした。

チェストツリーベリーの副作用

チェストツリーベリーは女性ホルモンのプロゲステロンの分泌を促用するハーブです。間違った服用方法、摂取量を続けると、ホルモンバランスを崩してしまうこともあります。女性ホルモン系の病気、例えば乳がん、子宮がん、子宮筋腫や子宮内膜症などを患っている方も、ホルモンバランスが乱れて症状が悪化する可能性があります。
経口避妊薬を常用されている方は、避妊効果を低下させるので飲むべきではないとされています。妊娠中、授乳中の摂取もNGです。

報告されている具体的な副作用としては、胃腸の不調、頭痛、吐き気、痒み、蕁麻疹、発赤、ニキビ、月経外出血、摂取中の脱毛、疲れ、動揺、頻脈、口渇、ほてりや乳房痛、月経周期の変化、筋腫の成長、体重増加があります。
また、チェストベリーは脳内のドーパミン系にも作用します。PMSによく見られる、うつや不安感、焦りなどの症状はこの作用によって軽減できるとされていますので、ドーパミンが減ることが原因のパーキンソン病などのドーパミン関連薬や抗精神病薬を服用している方は摂取禁忌とあります。

実際、ワタクシもチェストツリー単体で試してみたことがあり、ひとことで言えば 「怖いな~」 という体感をしましたので、リリーブには配合しないということに致しました。
「怖いな~」 を掘り下げますと、摂取を進めていったのちにやってきた排卵期の体調が酷く崩れ、ものすごい吐き気と頭痛・めまいで完全にノックアウト、3日間寝込むという体験をしました。当初の目的である、PMSの軽減については分からずじまいで、摂取をやめました。
数か月続けることで変化し、改善していくものなのかもしれませんが、「また次月も同様かそれ以上の不調がきたらどうしよう・・・」 という不安が先立ち、継続摂取する気にはなれませんでした。
そもそもPMSに悩む方というのは、様々な外的・内的要因に敏感であることが多いので、この素材は慎重に扱うべきであり、実際、服用期間も区切られているようです。

・・という経緯もあり、リリーブにはチェストベリーを配合していないのです。その代わりに、PMSの緩和素材として亜麻仁油を配合しています。亜麻仁油のほうが安心かつ守備範囲も広い優れた素材であると思っております。

強力ポリフェノール群・亜麻仁油・米胚芽油等の厳選素材

鎮痛剤に頼りたくない女性にリリーブは、抗酸化活性が高いシアニジンなど特有のポリフェノールを多く含み、北海道では‘不老長寿の実’として珍重されてきた北海道産のハスカップエキスをはじめ、プロアントシアニジンを95%以上含有した赤ブドウ抽出物やカシスエキスといった女性特有の悩みだけでなく、シミやシワにもうれしい強力なポリフェノール群が配合されています。
さらに、女性ホルモンの原料に欠かせない良質な油‘α-リノレン酸’を豊富に含む 亜麻仁油やγオリザノールを含む米胚芽油等の良質な油をベースにすることで、キレイな女性の美容と健康には欠かせない厳選素材をオリジナル配合しています。

 

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