腸管カンジダ症

腸管カンジダ症は

カンジダ菌そのものは常在菌の一つで、健康な人の腸にも存在します。
ただ、腸内環境が崩れると過剰に増殖し、菌糸という枝を伸ばして腸管内を増殖し始めるのです。
菌糸を伸ばして過剰に増殖したカンジダ菌からは有機酸という物質が放出され、様々な健康被害にも。
例えば、カンジダ菌から放出される「アセトアルデヒド」という物質は、二日酔いの原因になるもので、慢性の頭痛の原因となります。
それ以外にも慢性疲労症状や抑うつ症状、パニック障害、などの様々な症状を起こします。
カンジダ菌は、主に消化器官で増えていきます。特に口の中で増えたカンジダ菌は食道や腸にまで影響を及ぼします。そのため、まずは口の中を清潔にしてカンジダ菌の増殖を抑えることが有効なようです。

カンジダが好む食材は低血糖になりやすい食材

・砂糖(精製された炭水化物)
・アルコール
・果物
これらの食材は、低血糖症の治療でも避けるべきもの。 つまり低血糖症になりやすい食材は、腸内のカンジダが好む食材ということになります。

低血糖症とは

機能性低血糖症とも呼ばれ、血糖値の変動が正常な範囲内で保てなくなった状態をいいます。 血糖は、血液中のブドウ糖のことをいい、私たちの体が働くための重要なエネルギー源です。通常、血糖はホルモンによってバランスよく調整されていますが、ホルモンの分泌バランスが乱れ、 血糖の調節障害が起きている状態(血糖調節障害)が低血糖症です。
食後に一定の時間が経ったときに急激に感じる倦怠感やだるさでは、「ジェットコースター型」の低血糖の場合も。 これは食事をした後に血糖を下げる機能がうまく働かず、通常以上に血糖が上昇することで引き起こされるそうです。

血糖を下げる機能が働かないのは?

人間の腸管からは「インクレチン」というホルモンが分泌され通常はこのホルモンが血糖をコントロールしているのだそうです。しかし腸管に炎症があると、このインクレチンがうまく働かないだけでなく、急激に上昇した血糖に対し、すい臓からは「インスリン」という血糖を下げるホルモンが過剰分泌されることに。そのため食後に急激に血糖が下がってしまい、立てないほどのめまいや倦怠感・異常な睡魔などに襲われてしまうのです。
低血糖症にはこの「ジェットコースター型」以外にも、慢性的に血糖が低いままの「無反応型」というタイプもありますが、急な体調不良に襲われる場合は、およそジェットコースター型であると言えるそうです。
腸内環境を良好に保つことの大切さは本当に奥深いですね。

 

カンジダのお悩みに役立つ乳酸菌サプリメントのご紹介