シナモンでカンジダ菌抑制

カンジダ菌から身を守るために

植物成分に含まれる多くの香り成分が低濃度でカンジダ菌の菌糸形発育を抑制するんだそうです。多種のハーブやスパイス類のカンジダ菌の菌糸形発育を80%阻止する濃度を比較したら、シナモン、わさび、クローブ、バジル、セージなどが最も低濃度で阻止する活性を示したようです。また、若干濃度を高くする必要がありますが、オレガノ、レモングラス、コリアンダー、アニスシードなどにも強い活性があるようです。

シナモンにも強い活性

東南アジアでは食後の口腔洗浄に使われているシナモン。シナモンの微粒は口腔内のカンジダの異常繁殖を抑制します。さらに経口投与したシナモン粉は1時間以内の接触でカンジダ菌の増殖に影響を与え、その粉が口の中に留まるようにすると効果が強まることも明らかになったようです。

口腔ケアが大切

カンジダ菌が発育する主な場は消化管だそうです。その口の中で増えたカンジダ菌は、消化管の内容物とともに食道、胃や腸を通り肛門にまで達します。口腔の中で生きているカンジダ菌が便から検出されることは知られており、「口の中でのカンジダ菌をいかに少なく抑えるか」が、カンジダによる健康被害から自分を守るポイントのようです。

 

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