男性でもカンジダ症になる場合

包茎だとカンジダ症なりやすい?!

テレビで芸人らが包茎をイジって盛り上がっている場面がちょいちょいありますよね。女性からしてみれば、興味無いというかテレビでわざわざ極めてプライベートな事項で盛り上がっているのは不快に近い。しかしながら、包茎の場合だとカンジダ症など菌の異常増殖が起こりやすいリスクは多いようです。
男性にカンジダ症状が出ることは少ないとされているそうですが、性器に発症し不衛生な状態が続くと炎症が起こることがあります。カンジダ菌(真菌)は、体内(腸管、皮膚、口、肺など)にもともと寄生している常在菌のため、体調によって症状が出てくることがあります。

男性に多い水虫もカンジダ菌と同じ真菌=カビの一種ですから、水虫に悩む男性だと手先・足先にカンジダ症が発現している場合もあるでしょうし、お手軽食の多い現代では腸内カンジダ症の方も多いのでは?!ですので、カンジダ症の男性もかなり数いるが、女性と違って性器カンジダ症に悩む率は少ないといったところではないでしょうか。

男性器カンジダ症の症状

・かゆみやただれ
・赤くなり白いカスが出る
・小さな水疱
・排尿痛、酷いと尿道炎
・白苔を生ずることがある
・包皮から排膿

糖尿病、ステロイド剤の投与などが原因で症状が出たり、悪化・再発を繰り返すこともあります。持病のある方は双方の投薬や経過みながら治療を進めていくことが望まれます。

何科に? 治療法は?

女性の場合は婦人科ですが、男性の場合は泌尿器科を受診します。1-2週間抗真菌軟膏塗布、または、内服薬との併用で様子を見ます。1週間後、または2週間後に再受診し医師の判断を聞きます。

皮膚に異変が見られる場合は皮膚科、胃腸であれば消化器内科、口なら歯科・・ですが、いわゆる町医者でカンジダ菌検査まで対応している消化器内科や歯科は限られていそうですので、まずは罹りつけの町医者に相談してから次のステップへ進まれることとなるかと思います。
放置すれば、様々な健康にも影響を及ぼすといわれるカンジダ症、普段から善玉菌を増やし、強い善玉菌を育てることも大切。年齢とともに腸内の乳酸菌数も質も低下していくことを考えると、日頃から良い菌を補うこともひとつの対策としてお勧めします。

 

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