快適に過ごすには

合成繊維VS天然繊維

この時期、“サラッと快適” なインナーや洋服に惹かれて多くの人が着ているかと思います。素材はポリエステルで、液体になった汗を吸って速乾性に優れているので、汗をかいてもサラッと快適に感じるんだそうです。
でも紛らわしいですが、吸湿性(気体(水蒸気))がほとんどないので、風通しが悪くてカラダの湿気をとってくれないためポリエステル素材は暑いと感じるんだそうです。

肌には綿などの天然繊維素材がいい!ということが頭にあるので、まずは綿素材のものを探す方も多いのでは?!
綿は湿度が高い時は水分を生地内に吸収し、乾燥している時は水分を放出するという吸放湿性に優れています。汗をかいても繊維の中に水分を吸い取る性質があるので、サラッとした状態を保つのですが、重くなってなかなか乾かないという綿の欠点もあるようです。

結局どっちがいい?

どちらにしても肌に直接ふれる下着は特に清潔に保つことが大事なので、汗をかいたら面倒でもこまめに替えるなどして、風通しの良い環境を作ることが大事です。
ポリエステルでも肌荒れしないのなら問題はないと思うので、この際色々な素材を試して自分にあったものを探してみるのもいいかもしれませんね。
一年を通して特に、この夏も蒸れやすい締め付けるような服装は避け、カラダに風を通す環境を作るよう意識することをおすすめします。