梅雨時期の生理

空がどんより厚い雲で覆われると、頭もズーンと重たくなる。朝からの雨でやる気が起こらず戦意喪失、仕事がまったくはかどらない。ただでさえ生理の日はツラいのに、雨が降ると吐き気まで……。

梅雨時期の体調不良は生理周期に現れやすい

梅雨は、ただでさえじめじめして気が滅入るもの。そんな中、いつもよりむくみ、だるさ、肩こり、冷え、食欲不振、不眠、生理不順などさまざまな不調が起き、ますます悩ましい毎日を送っていませんか?
梅雨時期は気圧の変化が激しく、特に低気圧によって交感神経が優位になりやすく、気圧の変化により自律神経が乱れることでホルモンバランスが崩れやすい体内環境となり、月経前症候群・生理不順・生理痛などが起きやすくなるそうです。梅雨時期は特に日照時間も少ないため、気分が憂鬱になったり、身体そのものが気圧に対して負けてしまうことでだるくなったりし、生理周期において負担が顕著に現れやすいといいます。それは、女性ホルモンが自律神経に深くかかわっているからなのだそうです。

 

梅雨時期に起きる不調を改善するために

生理前は交感神経が優位になりますが、天気が崩れて低気圧が接近すると、さらに交感神経が刺激されてしまいます。その結果、血行不良、痛み、イライラ、便秘、気分の落ち込みといった症状が、いつもより、より顕著に現れやすくなるといわれています。自律神経の働きとも相まって、「生理前&生理中×低気圧」…はサイアクの組み合わせになりやすのです。
交感神経の高まりが症状を強くさせる一因ですから、これを改善するには、生理前または生理中の雨が降りそうな日は、特に意識して、副交感神経が働くようにリラックスできる環境を整えることが大切といえますね。
基本的な改善策は、日常生活において、規則正しい生活、十分な睡眠、十分な栄養、適度な運動をすることが大切になります。特に、自律神経を整えるためには生活習慣を整えることが重要になってきます。以上のことを踏まえて、不快な梅雨時期を少しでも快適に過ごしましょう。

 

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