太る原因が “炎症”ってどういうこと??

炎症

炎症と聞くと、(‘炎症を起こして’) 赤くなったり、痒みや痛みを伴う症状をイメージしますが、ダイエットに影響を与える炎症は、それとは少し異なるそうです。
「精神的なものであっても、肉体的なものであっても、環境的な要因だったとしても、体がストレスを感じると脳から『ストレスに反応しなさい』という指令が出ます。
そこで副腎から分泌されるのがコルチゾールと呼ばれるホルモンです。コルチゾールは抗炎症作用があり、炎症の火消しの役割をしてくれます。つまり、ストレスは炎症を生じさせる火種であり、たくさんのストレスなどで火消しが追いつかなくなって火災が発生した状態が炎症ということになります。

多くても少なくてもダメ、“コルチゾール”

では、コルチゾールの分泌が多いと良いか? というとそうでもなく、コルチゾールには、お腹や胴まわりに脂肪を蓄積するように働く作用もあるのです。
無論、コルチゾールの分泌が少なくてもダイエットの大敵となります。過剰なストレス状態が続くと、副腎疲労が起こり、コルチゾールを十分に分泌できなくなってしまう。すると、炎症の火消しがスムーズに行われなくなるため、代謝機能やエネルギーの産生量が低下して、痩せにくい体になってしまうことに。

コルチゾールは、多くても少なくてもダメ。まさに 女性ホルモンと同じですね。