まさかの “カプセルがない!?”

連日の猛暑にグッタリしていた夏、健康食品業界では凍え縮む事態が起こりました。サプリメント向けハードカプセル製造の、大手2大メーカーによる相次ぐ自主回収問題。
国内だけでなく世界的にも専門メーカーの限られるなかで、ハードカプセルを自主回収すると発表したことで、市場からハードカプセルが一気に品薄になりました。

 自主回収に至った理由

ハードカプセルを製造する際、離型剤(※)として、添加物である[流動パラフィン]や[二酸化チタン]を使用していました。しかし、健康食品の製造で使用することは申請されていなかったため、食品衛生法上問題となり自主回収となったそうです。
(※)離型剤とは、カプセルを成型機から抜き取りやすくするため、あらかじめ成型機に塗布ししておく添加物。
[流動パラフィン]や[二酸化チタン] は、食パンの製造(型から抜きやすくするため)や 医薬品用ハードカプセルの製造では普通に使用されているもの。

後日、厚生労働省発表により、ハードカプセル回収は製造前の空カプセルのみでよいとの見解が示されましたことで、充填済製品については販売できております。

 今後の見通しについて

どちらのカプセルメーカー様も代替えとなる離型剤を用いて製造再開に向け動いているようですが、品質に対する試験期間なども必要でしょうし、(今から健康食品向けにも使用許可が下りる可能性はないのでしょうか??) 2022年11月時点では、安定供給目処が未定であるため、“原料はあるのにカプセル充填ができない…” そんな健康食品販売会社も既にちらほら見かけます。

製造工場と協力しながら商品の安定供給を目指してまいりますが、カプセル欠品状態が長引けば弊社も例外ではないため、まずは状況のご案内とさせていただきます。
その場合では定期便ご利用におかれましても、お届けサイクルに沿っての確保致しかねますこと予めご了承くださいませ。

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