カンジダ症が治ったときのサイン

おりもの からわかること

腟カンジダの典型的な症状には多量のおりものがあります。このおりものは、白っぽく、ヨーグルトや酒かす状のように白濁し、ときにポロポロとした小さな固形っぽい物質がみられる場合もあります。カンジダ菌が減少してくると、濁りや小さなポロポロとした白い固形おりものが減ってきます。
おりものがいつも通りの状態に戻ったら、膣カンジダが改善されてきたサインといえますが、薬は中止せず指示通りに服薬し、念のため医療機関を再度受診し医師の判断を仰ぎましょう。

かゆみのおさまり

腟カンジダの症状として「かゆみ」があります。外陰部のかゆみは、非常に強く感じ、さらに感染による炎症が強くでている人は、痛みを感じる場合もあります。治療が進むとかゆみや痛みも減少してきます。
皮膚の炎症もおさまり不快感や違和感がなくなります(※患部を触った後は手指・特に爪と皮膚の境目を石鹸でしっかり洗浄します。カンジダ菌は爪と指との間にも増殖し症状発現するケースは多いです)。
薬を使用しても1日で全ての症状がなくなるわけではありません。決められた日数や使用方法に従って自宅でも治療を要することも多いです。症状が治まったとしても自己判断で途中で薬を止めないことが再発を防ぐポイントとなります。

生理の後に治る?

生理の前は、pHのバランスが変わり腟内のカンジダ菌が増えやすくなっています。また、おりものの分泌も盛んに。そのため、生理前に腟カンジダの症状を強く感じる一方で生理が終わることで症状が軽快したように感じる人もいます。もちろん、生理後出血が落ち着き通常通りの腟の状態となると自然に症状が緩和されることもあります。

しかし、生理の出血によって全てのカンジダ菌が排出されることにさほど期待できなく再発することも多いことから、症状を早く確実に良くしたい場合は病院を受診しましょう。
腟カンジダ症は医師の適切な診断および適切な治療が行わると数日後から症状が治まってくることでしょう。
どの病気にもいえることですが、薬だけに頼らずカンジダの対策となるような生活習慣にも努めることも大切です。

 

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