排卵日特有の症状
排卵痛
排卵日に見られる体調変化で多いのが、お腹や下腹部に痛みがでる排卵痛です。生理痛と排卵痛は痛みを伴うという点では似ていますが、全く異なる症状です。
排卵痛は卵子が排出されるときに卵胞が破れ、卵胞液と血液が流れだして腹膜を刺激することから起こるものです。また、この時期は卵巣が少し炎症をおこしている状態でお腹が張ったような痛みや、子宮周辺に痛みを感じたりという場合もあります。(生理痛⇒主にプロスタグランジンというホルモンにより子宮が収縮することで起こる痛み)
排卵出血
排卵出血は、排卵日の前後2~3日にごく少量の出血をします。卵胞が破れたときに血液が流れだしたものが出血という症状で出るので、不正出血と勘違いしてしまいがちですが、病気ではありません。