脱サラで脱プラで脱力

皆さまこんにちはー、にこるんと同じでフリック入力のできないサプリンです。

海藻からプラスチック

環境問題から脱プラ推進・循環型社会のために、で岐阜市も昨年よりゴミの分別にプラスチックごみが加わりました。
お肉や魚、総菜などのトレーやあらゆる商品の袋がプラスチック製品で多いことに驚きます。

と、先日TVでプラスチックの代替品として海藻が取り上げられていました。
かなりざっくりした紹介でしたので、出来上がるまでの過程には触れられていませんが、粉末状となった海藻(のセルロース?)からプラスチック様のフィルムが作られるそうで、テイクアウト用のパックやストロー、マラソン給水用のウォーターボールが取り上げられていました。
びっくりしたんですが、先程の海藻フィルムの中に水が入った一口サイズのボールだそう。
歯でフィルムを割くと水が出てくる感じでしょうか?!
フィルムはすぐ溶けるのかはナゾでしたが、イベントで大量に出るペットボトルや紙コップに比べたらものすごいゴミ減量できますね。

豊富な資源

今のところ設備や開発の部分はエコじゃないかもですが、なんせ海藻なら海中に膨大にあります。
トウモロコシ・イモ・サトウキビから作られる植物性プラスチックも既にありますが広大な土地と肥料を必要とします。

どちらも土に還るということですから、野菜くずのコンポストは通販でも人気アイテムですし、グリーンプラも一家に一台コンポスト処理できるような環境ができればゴミ出しも少なくなり、そもそも週一ゴミ出しのために洗剤や水道料もエコできそう。

イカのあの部分は…?

イカを買うとき、内臓処理をお店にお願いすることが多いんですが、急いでいるときは依頼せず買う。
捌くときの、背骨のような薄透明の羽ペンのようなものがプラスチックと思えるほど硬いので、「これ利用したら…?!」
と思うんですよね。

正式名称は「軟甲」といい、イカの祖先は貝なのでその殻が残ったものとか。
炭酸カルシウム、キチン質、窒素成分などから構成されているということで、炭酸カルシウムもプラスチック代替原料に注目されてきていますから、おばさんの着目次元より既にイカのあの部分(軟甲)も利用されているかもしれませんね。